【体育会学生】就活における注意点とは?

「体育会学生は就活において有利」ということを、就活生であれば一度は聞いたことがあると思います。
本当に体育会に所属しているだけで有利なのでしょうか?
この言葉をうのみにしてしまうと大きな落とし穴にはまってしまいます。
本記事では、体育会学生が就活を進めるにあたって注意しなければならない点をまとめました。
【体育会学生】就活における注意点
・体育会らしさが感じられない
「爽やかな挨拶をする」「ハキハキと受け答えをする」など、面接における姿で体育会出身らしさを出すことこそ、体育会学生が他の学生と差をつけるための重要なポイントになります。
体育会系をアピールしているにもかかわらず、声も小さく、ダラダラとしていたら体育会学生の良さが失われてしまいます。
・自己PRの内容が競技成績だけになりがち
体育会学生は競技で収めた成績が自己PRになると考えがちです。しかし、企業側が知りたいのは結果ではなく、目的に向かってどんなアプローチをしたのかという過程や、どのように道筋を組んで行動したのかという歩みです。
部活動を通して、なかなか成績が上がらないなど苦しい経験をたくさんしてきたと思います。
あなた自身がそれとどう向き合い、克服してきたかということに、本当の価値があります。
体育会の活動の中で、どのような課題や目標を持って、どのように考えどのようなアプローチをしたのかを言語化することで効果的な自己PRができます。
・就活のスタートに出遅れる
大学の部活動の場合、早い人でも大学4年の春、遅い人だと大学4年の秋冬まで部活動を続けると思います。
部活動をしていない就活生の場合、就活のスタートは遅くとも大学3年の3月になります。体育会学生は部活動があるため、就活をスタートする時期が大幅に出遅れてしまいます。
そのため、体育会学生は不利になってしまいます。限られた時間の中でもタイムマネジメントを徹底し、時間を有効活用するようにしましょう。
・就活に使える時間が限られている
部活動や授業、アルバイトなどやらなければならないことが多くある体育会学生は、就活の優先順位が後回しになりがちです。
そのため、限られた時間で効率良く就活を進めていく必要があります。
他の学生は就活に多くの時間を使えるため、単純に時間的な配分で体育会学生は不利になります。
・他の就活生に比べて場数を踏めない
体育会学生は就活に充てられる時間が一般学生に比べて少ないため、他の就活生に比べて場数を踏めません。
就職活動自体は、どの学生にとっても初めての経験になります。
スタートラインは一緒なわけなので、その後の選考において重要になるのが経験値です。
特に面接はいくら模擬面接などで練習をしたところで、本番の緊張感は全くの別物です。いかに面接本番の場数をこなして慣れるかが合否に大きく関わってきます。
この点において、体育会学生は時間的な制約が大きいことから、その他の就活生に経験値で劣ってしまいます。
・有利だと過信してしまう
部活動に所属する体育会学生の中には「大学でスポーツをしているから、就活でも評価してもらいやすい」と考えている人も多いかと思います。
たしかに、体育会系の学生を評価する企業はありますが、それは限られた企業のみ。
大半の企業はスポーツ経験や体育会所属だからといって無条件に評価することはありません。
スポーツに限らず、大学生活において何を学び、どんな経験をして、これからどう活かしていきたいのかを評価しているわけなので、部活をしていたから高評価にはなりません。
この勘違いが就活の結果にも大きな影響を与えます。
まとめ
体育会学生の就活における注意点を理解しておくだけで、これからすべきことのイメージが少しはつかめたと思います。
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就活と部活動の両立はとても大変だと思いますが、両方ともやり抜いた先には、きっと素晴らしい未来が待っていると思います。
体育会学生の皆さん、頑張ってください。