部活動での成績・補欠は就職活動の結果には関係ない!?

「体育会学生は就職活動に強い」と信じている体育会学生のみなさん。
少々、過信しすぎかもしれません。この油断から大きな落とし穴にはまる可能性があります。
体育会学生というだけで内定を獲得できるわけではなく、他のスキルや経験も重要です。
それを最大限に生かすためには、自己PRや志望動機を明確にし、自分の強みを具体的にアピールすることが重要になります。
では、これから体育会学生の強みを活かした「内定」の獲得の仕方について具体的に解説していきます。
ーひと昔前と比べると、有利とは言えなくなってきている?!
体育会の採用枠があった企業も、そういった枠の廃止傾向にあります。
ーなぜ、そうした傾向にあるのか
体育会学生のイメージは、一般的には体力や根性があり、上下関係を重視するなどが挙げられます。 こうした特徴は、長時間休まずに働いたり、飲み会も業務の一つとして捉えられていた時代であれば大切なことでした。
しかし現在では、より効率よく働き、自分のスキルを日々アップデートできる人材が求められ、体育会出身というだけでは、企業は評価しなくなってきています。
と、ここまで少し厳しいことを言ってきましたが、大学4年間部活動に打ち込むという経験は誰しもが成し得れるものではありません。
そのため就活でも強みになるのは間違いありません。
体育会学生の強みを活かせるかどうかは、本人次第です。
ー体育会での経験を強みにするには?!
体育会学生の中には、大会の成績などの結果でアピールしがちですが、企業側は目標達成までの過程に興味があります。
どのような取り組みをして、どんな結果が得られたのか具体的な内容を伝えましょう。
部活動での経験を仕事でどう活かせると考えているのかをアピールしましょう。
ーレギュラー、非レギュラーは就活には関係ない?!
社会に出てからは、うまくいかないことや理不尽なことの方が多いものです。そうした困難にどう対処してきたのかを、部活動での経験を踏まえてアピールすることが大切です。
ー効果的にアピールするにはどうすればいいのか?!
まずは表現力を磨きましょう。表現力の豊かな人の特徴として、ボキャブラリーの豊富さが挙げられます。表現力の豊かな人は、会話や文章の中で使いこなせる語彙をたくさん持っています。
そのため、伝える状況や相手を踏まえた上で、適切な言葉を選ぶことができます。言葉の引き出しを増やすことで、表現の幅も広がります。表現力が高まることで、採用担当者に情景を思い浮かばせることができ、イメージの共有ができます。
その結果、採用担当者の記憶に残ります。
ー表現力を磨くには?
「自分自身を客観視する」 内省するのはもちろんのこと、ESなどは第三者からのフィードバックを受けることで、自分を客観視することができます。できるだけ早いうちから先輩などに見てもらって、読んだ側に自分の思いが伝わるように磨きをかけましょう。
「アウトプットする習慣を身につける」
表現力を磨く上で大切なのが、アウトプットを繰り返し行うということです。文章における表現力を向上させたい場合は、日記やSNSなどを活用して、自分の考えをまとめる習慣を作りましょう。
このように、自分の意見や考えをアウトプットする練習を重ねることが大切です。
まとめ
体育会学生という存在は希少価値が高く、体育会での経験を上手くアピールすることができれば、就活を有利に進めることができます。表現力を高めて、就活を成功させましょう。 Maenomeryでは、就活についての相談も行っております。 是非、お気軽にお問い合わせください。