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選考対策

「フェルミ推定」「ケース面接」の攻略方法について

「フェルミ推定」「ケース面接」の攻略方法について

前回の記事では、「フェルミ推定」「ケース面接」についての基礎知識を解説しました。

本記事の目的は、就職活動において頻繁に求められる「フェルミ推定」と「ケース面接」について、具体的な対策方法を詳しく解説することです。

これにより、就活生がこれらのスキルを効果的に習得し、自信を持って面接に臨めるようサポートすることを目指しています。

フェルミ推定・ケース面接で面接官が見ている3つのポイント

フェルミ推定の面接では、正しい答えを導くことよりも「面接官が評価するポイント」を意識することが重要です。

今からフェルミ推定・ケース面接で面接官が見ている3つのポイントについて解説します。

1.論理的思考力

フェルミ推定の面接で評価されるのは、抽象的な物事を具体的な要素に分解して考える力です。企業は、大きな問題を細かい要素に分解し、段階的に解決する能力を評価しているのです。

論理的思考力に長けていると、問題の全体像を適切に捉えることができ、問題を細かく分解し、各要素の関連性を理解することができます。これにより、問題の全体像を見失わずに、適切な対策を講じることが可能です。

「日本全国で年間に消費されるピザの枚数は?」という問題が出題されたと仮定します。

課題は日本全国で年間に消費されるピザの枚数を推定することです。

まずは日本の総人口(全体像)を把握してから、ピザ消費者の割合や消費頻度などの具体的な要素に分解します。

具体的な要素に分解することで、より正確な数値を求めることが可能になります。

このようにフェルミ推定の面接では、抽象的な問題を具体的に分解し、論理的に解決する能力を示すことが重要です。

2.論理的に説明する力

次に、導き出した解答を面接官に論理的且つ簡潔に説明する必要があります。

「問題の全体像」「どのように問題を分解したか」「どのような仮説を立てたのか」などを論理的に説明できなければ、面接官に効果的なアピールはできません。

このように、フェルミ推定では考えたことを論理的に相手に伝えることができるかも見られています。

3.考えることを楽しむ

フェルミ推定は結果が正確であるかどうかよりも、推論のプロセスを楽しむことが大切です。楽しめていない人は、入社後、仕事に意欲的に取り組めないと判断される可能性もあるので気をつけましょう。

フェルミ推定を使い、企業は楽しむ姿勢を評価しています。この推定から、楽しむ姿勢が企業における重要な評価ポイントであることがわかります。

まとめ

就職活動は自分自身の将来を決める大きなステップです。その中で、フェルミ推定とケース面接はあなたの論理的思考力や問題解決能力をアピールする絶好の機会です。

これらのスキルを身につけることで、自信を持って面接に臨むことができ、企業に自分の能力を最大限にアピールできます。

本記事を通じて、フェルミ推定とケース面接の基本を理解し、実践的な練習を積み重ねてください。あなたの就職活動が成功することを心から応援しています。