アスリートのための自己分析のやり方

今までスポーツに打ち込んできたアスリートにとって、就職活動は初めての方が多いはずです。
そのため、まず何から始めるべきか分からないアスリートが多いのではないでしょうか。
そんなアスリートの皆さんに向けて、今回は就職活動で一番初めに取り組むべきことについてご紹介します。
就職活動において、一番初めに通る道が“自己分析”です。
まずは、自己分析を行うことが大切です。
「自己分析?何それ?」と思った方もいると思うので自己分析について簡単に説明していきます。
自己分析とは?
自己分析とは自身の性格、強み・弱み、興味、価値観、スキルなどを理解するプロセスになります。
言わば、就職活動の土台です。
自己分析を行うことで客観的に自分の特徴を分析することができ、明確な根拠を持って就活を進められるようになります。
では早速自己分析のやり方について解説していきます。
自己分析のやり方
自分史
自分がこれまでの人生で何をしてきたのかなど思いつく事柄を書き出した自分史を作ることで、客観的に自分を見つめ直し、自己理解を深めましょう。
今までのスポーツ人生の中で印象的だった出来事や取り組み内容を洗い出します。
出来事を書き込む際に、その時の自分の感情や考えていたことも書き込みましょう。
例えば、高校生の時に印象的だったことが「インターハイに出場したこと」だとして、その時には色々なことを感じたり考えたりしたと思います。「努力を積み重ねることの大切さに気づいた」「アスリートとしてもっと上を目指したいと思った」など、感情や考えたことも書き込みようにしましょう。
感情を書き込むようにすると、新しい自分の価値観に気づきやすくなります。
次に、洗い出したエピソードの中から印象に残った事柄について、深堀りしましょう。
「どんなことが大変だったのか」「どう克服したのか」などの項目を掘り下げ、分析していきましょう。
掘り下げる項目の例
・うれしかったこと
・楽しかったこと
・感動したこと
・自身がついたこと
・影響を受けた人や出来事
・苦しかったこと
・努力したこと
様々な角度から出来事を掘り下げることで、今まで自覚していなかった自分の性格や価値観に気づける可能性があります。
自己分析の必要性
記事の冒頭で自己分析について簡単に説明しましたが、そもそもなぜ自己分析が必要なのでしょうか。
自己分析の目的
・自分の強み・弱みを明確化するため
自分の強み、弱みを理解することで、「その仕事が自分に適正」かどうか判断することができるようになります。
コミュニケーション能力が高く、対人関係の構築が得意なのに、黙々と1人で作業するような仕事では強みを活かしきれていないかもしれません。
自己分析をしっかりと行っていないと、強みと職種の不一致が起きてしまいます。
・キャリアプランを明確化にするため
将来自分がどうなりたいのか、どう在りたいのかを自分自身でに認識することとで、それを達成できる企業選びができるようになります。
自己分析を行うことで、将来の夢や目標を明確にすることができます。
その結果、自分が今後どのような経歴を積み上げていくかを考えることにつながり、長期計画を立てることができます。
・企業選びの軸を明確化するため
世の中には数多くの仕事が存在します。
その中から、自分の興味があることや、やりがいを感じられる仕事を明確にしていきます。そのためには、自己理解が必須です。
自己分析によって自分の価値観を理解し、そこから逆算して企業選びの軸を作成することで、入社後に「思っていたのと違う」などの企業とのミスマッチも可能性を限りなく減らすことが出来ます。
転職エージェントによるサポート
ここまで自己分析のやり方と必要性について解説してきました。
しかし、いざ始めるとなると、
「なかなか腰が上がらない。」
「1人でやるのは不安。」
こんな風に思うアスリートも多いはずだと思います。
そんなアスリートにおすすめなのが、アスリートの転職に特化した“転職エージェント”です。
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まとめ
自己分析にどれだけ力を注ぎ込めるかが、転職の結果を左右すると言っても過言ではありません。
自己分析は転職に限らず、将来の軸を見定める大事な作業です。
セカンドキャリアを充実したものにするためにも、転職でお困りのアスリートのご相談をお待ちしております。