アスリートのための面接対策

面接は自分をアピールし、職務適性を示す重要な機会です。
面接では限られた時間の中で、採用担当者に自分自身について理解してもらわなければなりません。
限られた時間で効果的にアピールするには、いくつかポイントを抑えておく必要があります。
是非、最後までご覧ください!
面接で企業が注目しているポイント
1.職務能力とスキル
企業は、応募者が募集している職務に必要なスキルや経験を持っているかどうかを重視します。それらを踏まえて、採用後に自社で活躍できるのかを判断しています。
2.志望動機とキャリアプラン
応募者がなぜその企業を選んだのか、そしてどのようなキャリアプランを持っているのかを確認します。入社への意欲があるか、仕事における目標があるかなどを企業側は見ています。
志望動機とキャリアプランの内容がずれていると「企業研究が不十分」という印象を持たれる可能性があるので、キャリアプランを実現させるには応募先の企業でなければならないとアピールすることが重要です。
3.自分の言葉で伝える
暗記したような答え方ではなく、自分の言葉で自然に話すことが重要です。自分が実際に経験したことや感じたことを、そのままの言葉で伝えることで真実味が増します。
せっかくエピソードが充実していても、相手に上手く伝わらなければ意味がありません。
自分の言葉で伝えることを意識しましょう!
企業が求めている力
コミュニケーション能力
社会人になったら社内外問わず、年齢、性別、考え方が異なる人との関わりが圧倒的に増えます。自分1人で完結する仕事はほとんどありません。
そのため、相手の言うことを正しく理解する力、相手に伝える力が求められます。
問題解決能力
職場における困難な状況や不測の事態に対処するための能力を指します。
企業は、このような状況を正しく把握し、解決策を冷静に判断・提示できる人材を求めています。
過去の経験で困難な状況をどう乗り越えたかなどの具体例を通じて判断されます。
適応力
ビジネスで求められる適応力とは環境に応じて自ら行動や考え方を変化させていくことを指します。
新しい状況や変化にどのように対処できるかが評価されます。
自己管理能力
体調不良やメンタル不調があると、本来の実力を発揮することが出来ません。
そのため、身体・心の自己管理が欠かせないと言えます。
また、自己管理の中には”時間”も含まれます。社会人は限られた時間で業務をこなし、生産性を高めることが求められます。
面接を通して、採用担当者はセルフマネジメント能力を見ています。
面接のポイント
1.頭の中で言いたいことを整理してから話し出す
面接官の質問をよく聞き、頭の中で言いたいことを整理してから話すことを意識しましょう。思いついたまま話すと話にまとまりがなくなり、何が言いたいか伝わりません。
2.結論から簡潔に伝える
最初に結論から話すことで、話の全体像を明確にします。
出だしで「どんな話をするか」という全体像が分かれば、面接官が話を理解しやすくなります。
3.詳細を述べて具体的なイメージを持たせる
結論から話して話の全体像を明確にしたら、詳細を述べて具体的なイメージを持たせます。
実体験を絡めて詳細を話すことで、説得力が増します。
たとえば、面接で「私の長所は継続力です」と自己PRした場合、継続力を発揮した経験を詳細として話します。「サッカーをこれまで18年間続けてきました」というように、継続力を発揮した体験を話すことで、面接官に伝わりやすくなります。
まとめ
面接はしっかりと対策を重ねることが大切です。
スポーツと同じで、練習量が物を言います。
頭の中で整理するだけではなく、実際に面接練習を行いましょう。