アスリート必見!自己PRの作り方

面接では必ずと言っていいほど、“自己PR”について質問されます。
そのため、面接を受ける前にあらかじめ自己PRを作成しておく必要があります。
これまでスポーツに打ち込んできたアスリートの皆さんの多くは、自己PRで自らのスポーツ経験について伝えようと考えているのではないでしょうか?
自己PRでスポーツ経験を語ることは、多くの利点があります。
スポーツ経験をアピールするには、いくつかポイントがあります。
本記事では、成功する自己PRのポイントについて解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
【アスリート向け】自己PRの作成ポイント
自己PRとは、自分の強みや長所を企業側にアピールし、「自分自身」について採用担当者に理解してもらうためのものです。
企業は自己PRをもとに、応募者がどのような人なのか知り、「自社にマッチする人材か」を確認します。
そのため、自分らしい自己PRを作り、企業側に自身について理解してもらう必要があります。
では早速、自己PRの作成ポイントを見ていきましょう!
分かりやすく強みを伝える
採用担当者に、何を伝えたいのかを理解してもらいやすくするために、まず初めに話の「要点」を述べます。
要点とは、「私の強みは◯◯です」といったアピールポイントのことです。◯◯の中に自分の強みとなるキーワードを当てはめます。
具体的なエピソードを入れる
自分の強みを裏付けるエピソードを具体的に挙げてください。
「その強みは、チームの全体練習後に欠かさず行っていた、自主練習の中で発揮されました」というように、具体例があると強みの“根拠”となります。
また、自分にはどのような課題があり、解決のために取り組んだことも説明しましょう。
具体的な数字などを用いて話すことで、採用担当者が情景を思い浮かべやすいように意識しましょう!
独自性を表現する
アスリートの皆さんは、今までの競技人生の中で唯一無二な経験を必ずしてきていると思います。
1人1人によって背景は異なるため、「全国大会出場」と同じような結果だとしても、過程は異なるはずです。
その過程の中で、何を考え、どんな取り組みをして、どのような結果だったのか、その経験から何を学んだのかなど、自分らしいエピソードを盛り込み、ありきたりな内容にならないように気をつけましょう。
仕事と結びつける
自分の強みや経験を仕事にどう活かせるかをアピールしましょう。
そうすることで、あなたが入社後に活躍する姿を採用担当者がイメージしやすくなり、より印象的で説得力のある自己PRになります。
【自己PR】例文紹介
私の強みは、サッカーで培った継続力です。
チームの全体練習後に欠かさず行っていた、自主練習の中で発揮されました。
サッカーの競技特性上、チームの全体練習の中で1人がボールを触る機会は限られます。
そのため、個人の更なるスキルアップを図るには自らの課題を理解し、その課題を克服するために、自主練習をする必要がありました。
私はパスで試合をコントロールすることを求められるポジションでプレイしているのですが、そのパスの技術面に課題がありました。
克服のために、チーム練習後に毎回欠かさず、1時間パスの練習に取り組みました。
1時間の中で短距離のパスと長距離のパスを合わせて300本以上蹴りました。
味方の左右どちらの足に狙って出すのか、ボールの回転の軌道や強弱にまでこだわって練習しました。
結果、大学4年生になる頃には、長短のパスを織り交ぜながら試合を支配できるような選手になることが出来ました。
また、今までパスがずれてしまっていような場面でも、パスの技術が上がったことで得点を演出するパスの数も増えました。
私の強みと経験を活かして、新しい環境においても目標達成に向けて粘り強く取り組むことができます。
まとめ
スポーツ経験を自己PRとしてアピールするとなると、実績をアピールしがちですが、企業側が知りたいのは、その過程です。
あなたがどのように目標を立て、取り組んだかの方が就活では価値があります。
自己PRを成功させて、内定に少しでも近づけるように頑張ってください!