インターンシップに参加する必要性はあるのか?

インターンシップとは
インターンシップとは、学生が一定期間、企業や組織で実際の業務を体験するプログラムのことを指します。場合によっては、学生の皆さんは、インターンシップを省略した「インターン」の方が聞き馴染みがあるかもしれません。
インターンシップにはさまざまな種類があり、期間も短期から長期まで多岐にわたります。短期インターンシップは数日から数週間のもので、主に夏休みや冬休みなどの長期休暇中に行われます。一方、長期インターンシップは数ヶ月から1年以上続くもので、学期中もしくは学年をまたいで継続的に企業で働きます。
また、有給インターンシップといってインターンシップ中に給与が支払われ、交通費や宿泊費が支給される場合もあります。
インターンシップに参加するメリット
1.業界・企業・職種研究になる
インターンシップに参加することで、その業界や企業、そして職種についての理解がさらに深まります。志望する業界・企業の実務を体験できるインターンシップは貴重な機会です。
また志望する業界が決まっていない場合は、インターンをきっかけに自分の興味・関心が明確になることもあります。
2.入社後のミスマッチを防げる
インターンシップに参加することで、実際の業務内容や企業文化、職場環境を事前に体験することができ、入社後のミスマッチを防ぐことができます。また、インターンシップに参加してみて志望していた企業が想像とは違った場合、他の業界の業界研究を行うなど、次のアクションを取ることができます。入社後にミスマッチに気づくより就活の早い段階で気づくことができ、軌道修正につながるでしょう。
インターンシップを通じて、自分にとって最適な企業や職種を選ぶことができ、将来的なキャリアの満足度を高めることができます。
3.選考において有利になる場合がある
インターンシップの経験は、履歴書に記載することで就職活動時にアピールポイントとなります。企業は実務経験を重視するため、インターンシップでの成果や学びは高く評価されます。
インターンシップに参加することで、特別選考を受けることができるなどのメリットも多く、また、優れたインターンシップのパフォーマンスは、そのまま正社員としての採用につながる場合もあります。
体育会学生おすすめインターンシップ
ここまでのインターンシップに関する解説を通して、インターンシップの重要性について体育会学生の皆さんも理解できたと思います。
しかし、「インターンシップに参加することが重要なのは分かっているけど時間がない」という体育会学生がほとんどだと思います。
そんな体育会学生におすすめなのが、半日から1日で行われる短期インターンシップです。
半日から1日という短期間で行われるため、体育会学生にとってもかなりスケジュール調整がしやすいと思います。短期間で業界・企業の概要や主要な業務内容を効率的に学べるプログラムが組まれてることが多く、時間の制約がある体育会学生にとって非常に有益な機会になります。
まとめ
体育会学生の中にはインターンシップに参加できず、採用担当者にマイナスのイメージを抱かれるのではないかと不安を抱えている学生もいると思います。しかし、インターンシップに参加していなくても、企業に欲しい人材であると思ってもらえれば採用にいたります。そのため、部活動に打ち込んだことで得られた経験、そして、その経験を通じてどのような力が身についたのかを面接官に伝えれるように準備をしましょう。
一方で、本選考に進むためにはインターンシップに参加することが必要な企業もあるため、志望する業界や企業については早めの時期から事前に調べておくことをおすすめします。