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自己分析

体育会学生向け自己PR【サッカー部】

体育会学生向け自己PR【サッカー部】

自己PRは、ES、面接でも必ず聞かれます。

体育会の学生は、部活動のエピソードをもとに自己PRを作ることが多いため、他の応募者と比較して自己PRが類似してしまう可能性があります。

他の体育会学生との自己PRの被りを回避するためには、競技別のポイントをおさえて、独自性のある自己PRを作る必要があります。

では、サッカー部に所属する体育会学生はどのように自己アピールすればよろしいのでしょうか?

【サッカー】

大学のサッカー部の部員数は大学や部活動の規模、競技レベルなどによって異なりますが、一般的に、大学サッカー部の部員数は数十人から数百人に及びます。

そのため、複数のチームで構成されており、試合に出る選手とメンバー外の選手に分かれます。

試合に出る選手とメンバー外の選手で自己PRの内容は異なります。

また、サッカーは戦術的な競技であり、試合中に柔軟に対応します。監督の指示だけではなく、選手1人1人が状況に応じて、プレーを判断する力が求められます。

【サッカー部】自己PRポイント

1.”チームの競技レベル”と”チーム内での自分の立ち位置”を分かりやすく説明する

大学サッカーはチームによって競技レベルや活動状況は様々です。部員数や指導者の有無、練習頻度、活動状況などを伝えることでどのようなレベル、環境で部活動に打ち込んできたかをアピールすることが出来ます。

また、チーム内でどのような立ち位置にいたのか、スタメンだったのか、メンバー外だったのか、どのような目標を持っていたのかなど個人の状況を伝えることも意識しましょう。

(例文)

私は、部員が200名を超え、関東大学サッカーリーグの一部で優勝争いを繰り広げるサッカー部に所属していました。3年生の頃までは、メンバー入りが不確定な微妙な位置におり、AチームとBチームを行き来する状況でした。Aチームに定着するために、自分に求められる力は主体性だと考え、常にチームの先頭に立って行動することを意識しました。具体的には、練習の準備や片付け、練習メニュー間の移動などで誰よりも早く行動し、ピッチの中ではチームの士気を高めるために、誰よりも声を出し、声を切らさないように取り組みました。

Bチームに落ちても諦めることなく、努力を続けた結果、徐々に試合中の動きが評価されるようになり、4年生からは不動のメンバーとして活躍することができました。この経験を通じて、主体性とリーダーシップそして継続力を身につけることができました。

2.心情を想起させて面接官の印象に残るアピールをする

チーム内でどのような役割を担っていたのか、どのような取り組みをしていたのか、など具体例をアピールすることであなたの強みがより伝わりやすくなります。また、入社後の業務に取り組む姿などがイメージしやすくなります。

しかし、先ほどの例文では頑張ったことは分かりますが、他の体育会学生との差別化に欠けます。

先ほどの例文に自分の心情を付け加えることで、人物の人となりを明確にし、面接官の印象に残る自己PRにしましょう!

(例文:修正後)

私は、部員が200名を超え、関東大学サッカーリーグの一部で優勝争いを繰り広げるサッカー部に所属していました。3年生の頃までは、メンバー入りが不確定な微妙な位置におり、AチームとBチームを行き来する状況でした。Aチームに定着するために、自分に求められる力は主体性だと考え、常にチームの先頭に立って行動することを意識しました。具体的には、練習の準備や片付け、練習メニュー間の移動などで誰よりも早く行動し、ピッチの中ではチームの士気を高めるために、誰よりも声を出し、声を切らさないように取り組みました。

3年生の夏にBチームへ落ちた際には「もう無理なんじゃないか」と諦めかけましたが、今の自分にできることを継続して取り組み続けることでしか状況は変わらないと思い、主体性を持って行動し続けました。そして、徐々に試合中の動きが評価されるようになり、4年生からは不動のメンバーとして活躍することができました。この経験を通じて、主体性とリーダーシップそして継続力を身につけることができました。

まとめ

自己PRは、ESや面接において非常に重要な要素であり、特に体育会系の学生にとっては、部活動での経験をどのように伝えるかが鍵となります。サッカー部での経験を活かして自己PRを作成する際は、競技レベルや自分の立ち位置を明確にし、具体的なエピソードや取り組みを通じて、あなたの強みや人間性をしっかりとアピールすることが重要です。

また、他の学生との差別化を図るために、自身の心情や挫折を乗り越えた経験を加えることで、より印象深い自己PRを作成できます。自分の経験を最大限に活かし、企業にあなたの魅力を伝える自己PRを目指しましょう。