体育会学生向け自己PR【野球部】

自己PRは、ESでも面接でも必ず聞かれます。
体育会の学生は、部活動のエピソードをもとに自己PRを作ることが多いため、他の応募者と比較して自己PRが類似してしまう可能性があります。
他の体育会学生との自己PRの被りを回避するためには、競技別のポイントをおさえて、独自性のある自己PRを作る必要があります。
では、野球部に所属する体育会学生はどのように自己アピールすればよろしいのでしょうか?
【野球】
大学の野球部は、サッカー部と同様に部員数が多い傾向にあり、チーム内で様々な役割があります。具体的には、主将をはじめ、主務、広報、分析などチームによって様々な役割が存在します。
野球は、個人のスキルとチームの戦術が融合するスポーツであり、メンタル面も含めて総合的な能力が求められる競技です。
【野球部】自己PRポイント
1.チームの状況や競技レベルを分かりやすく伝える
大学野球はチームによって競技レベルや活動状況は様々です。
部員数や指導者の有無、練習頻度、活動状況などを伝えることでどのようなレベル、環境で部活動に打ち込んできたかをアピールすることが出来ます。
(例文)
私は関西学生野球連盟に所属している大学で野球に打ち込みました。50人の部員と共に週6日の練習に励み、指導者のいない中で自主的にトレーニングを計画し実行しました。この経験から得た自主性とリーダーシップを活かし、困難な状況でも目標達成に向けて粘り強く取り組みます。貴社でもこの姿勢を発揮し、成長していきたいです。
2.チーム内での自分の役割をもとに強みをアピールする
チームの中でどのような役割を担っていたのか伝えることで、自分の強みが伝わりやすくなります。また、その役割を通じて得た経験なども伝えることで、入社後の業務に取り組む姿などがイメージしやすくなります。
(例文)
私は、部員数が150名を超える野球部に所属し、キャプテンとしてチームをまとめました。練習時には積極的に声をかけ、チームの士気を高めることで、活気のある練習環境を作ることに尽力しました。特に、チーム内のコミュニケーションを重視し、チームメイト同士で意見交換ができるように週に1回ミーティングの機会を設けました。また、メンバーのモチベーションを高めるために、レギュラー、メンバー外、関係なく常に気にかけて、1人1人とコミュニケーションを取るように意識していました。その結果、チームに一体感が生まれリーグ優勝を達成することできました。この経験から、チーム全体の協力とコミュニケーションの重要性を学び、リーダーシップを発揮することで個々の力を最大限に引き出せることを実感しました。貴社でもチームプレイを重視し、自らの役割を全うし、組織の目標達成に向けて尽力します。