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自己分析

体育会学生向け自己PR【柔道部】

体育会学生向け自己PR【柔道部】

自己PRは、ESでも面接でも必ず聞かれます。

体育会の学生は、部活動のエピソードをもとに自己PRを作ることが多いため、他の応募者と比較して自己PRが類似してしまう可能性があります。

他の体育会学生との自己PRの被りを回避するためには、競技別のポイントをおさえて、独自性のある自己PRを作る必要があります。

では、柔道部に所属する体育会学生はどのように自己アピールすればよろしいのでしょうか?

1.「自他共栄」の精神を通じて得た経験を分かりやすく伝える

私は大学の柔道部で4年間活動し、主将としてチームをまとめてきました。この経験を通じて、『自他共栄』の精神を深く理解し、実践することの重要性を学びました。

大学3年生のとき、チームの士気が低下し、個々の練習に対する意欲が減退していた時期がありました。全国大会を目指すためには、チーム全体の結束力を高めることが不可欠でした。柔道は「自他共栄」という精神を非常に大切にしており、私は「自他共栄」の精神に基づき、全員が互いに支え合い、成長できる環境を作ることに力を注ぎました。

まず、全員が一丸となるために、週に一度全体ミーティングを開催し、意見交換の場を設けました。部員一人ひとりの意見や不安を聞くことで、個々のモチベーションやチームの結束力を高めることができました。

部員同士の信頼関係が深まり、チーム全体の結束力が強化されました。また、個々の意見を尊重することで、部員全員が自分の役割を理解し、責任感を持って行動するようになりました。

このような取り組みの結果、私たちのチームは見事に全国大会への出場を果たし、ベスト8に進出することができました。この経験を通じて、私はチーム全体の目標達成のために必要なリーダーシップとチームワークの重要性を深く学びました。

2.技を確実に身につけるために繰り返し練習を行ったことをアピールする

私は高校時代から柔道に取り組み、大学でも柔道部に所属して活動を続けてきました。柔道の練習では、技を確実に身につけるために反復練習が欠かせません。この過程を通じて、粘り強さと向上心を養うことができました。

大学2年生の時、私は試合で内股(うちまた)という技を効果的に使えるようになることを目標にしました。内股は非常に有効な投げ技ですが、その習得には高度な技術とタイミングが求められます。最初のうちは試合でうまく決めることができず、何度も失敗を繰り返しました。

しかし、私は諦めずに毎日の練習で内股の反復練習を続けました。具体的には、週に3回、練習後に30分間の特訓を行い、同じ動作を何百回と繰り返しました。また、練習の合間にコーチや先輩からアドバイスを受け、自分の動きを動画で確認し、細かい部分を修正していきました。

この反復練習の結果、徐々に内股の技術が向上し、試合でも安定して使えるようになりました。そして、大学3年生の全国大会では、この内股を決めて勝利を収め、チームのベスト8進出に貢献することができました。この経験を通じて、私は粘り強く取り組むことの重要性と、反復練習が技術向上に繋がることを実感しました。