質問力で差をつける!逆質問の考え方

逆質問を上手に考えることで、企業とのコミュニケーションを深め、自身の興味や適性をアピールすることができます。
しかし、どのように逆質問を考えるかにはコツがあります。
以下では、アスリートの就職活動における効果的な逆質問の考え方とアプローチ方法を紹介します。
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1.自身の目標や価値観を明確にする
まず最初に自身の目標や価値観を明確にすることが重要です。
アスリートとしての経験や強みを活かしながら、どのような仕事や企業に貢献したいのか、自身の将来のビジョンを考えましょう。
これによって、逆質問のテーマや内容が明確化され、効果的な質問ができるようになります。
例)・企業の課題解決に携わりたい
⇒「営業職の働き方、営業職として活躍するためのスキル」
・スポーツを通じて人々を笑顔にしたい
⇒「スポーツに関する課題、どのような手段(事業)があるか」
・様々な仕事を経験し、10年後・20年後は経営に携わりたい
⇒「ジョブローテーションについて、昇進・評価制度について」
2.企業や業界の情報を調査する
逆質問を考える前に、選考企業や業界に関する情報を入手しましょう。
企業のHPや報道記事、業界のトレンドや競合他社の情報などを調査します。これによって、自身の質問の焦点や関心事を明確化し、具体的な逆質問を考える材料とすることができます。
企業HPから得られる情報
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製品・サービス
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事業内容
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財務情報(上場企業のみ)
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企業のニュース
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CSR活動
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採用情報(給与、休日、勤務地、採用人数、選考方法、求める人物像など)
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社員インタビュー(働き方、やりがいなど)
メディア(新聞、テレビ、インターネット)から得られる情報
- 競合他社
- 業界の展望
- 新聞のニュース(企業、業界)
- 株価
- 製品・サービスのシェア
例)・AIにより、企業の在り方や私たちの生活が変わりつつある
⇒「AIにより、御社ではどのような変化が生じると予想されるか」
・御社では、”アスリートの就活支援”に力を入れているが、B社にも同様のサービスが存在する
⇒「B社と比較して、御社はどのような点に強みがあるか」
3.パーソナルな興味や疑問を洗い出す
自身のアスリートとしての経験から、興味のあることや疑問に思っている点を洗い出しましょう。企業文化や働く環境、将来性など、自身が知りたい情報や意欲を持っているトピックをリストアップします。
これによって、自分自身が関心を持っているテーマにフォーカスした逆質問が生まれます。
例)・大学までサッカー(団体競技)を続けてきた
⇒「御社の働き方で”チームで”働くという場面は多いですか?」
・サッカーに注いできた情熱を仕事に注ぎたい
⇒「仕事に情熱を持って働かれている社員の方にはどのような方がいますか?具体的なエピソードなどありましたら教えて頂きたいです」
⇒「御社で働かれていて、○○さんが一番やりがいのあった仕事はなんですか?」
4.質問の具体性と独自性を追求する
逆質問は、単なる情報収集だけでなく、自身の独自性や深い思考を示す機会でもあります。質問を具体的かつ独自性のあるものにすることで、選考担当者に対して自身の考え方や興味をアピールすることができます。
一般的な質問ではなく、自身の視点や経験を活かした質問を考えましょう。
例)
大学時代にリーダー経験があり、チームマネジメントに関心がある
⇒「若手社員でもチームをまとめるような役割を任されることはありますか?また、その際に重視されるポイントは何ですか?」陸上競技で常に自己ベストを更新することを目標にしてきた
⇒「御社では、社員の成長や目標達成に対してどのようなサポート体制がありますか?」自身の失敗経験を糧にしてきた
⇒「御社の中で、失敗を乗り越えて成長された方のエピソードがあれば教えてください」
5.相手の立場や視点に配慮する
逆質問はコミュニケーションの一環ですので、相手の立場や視点にも注意を払いましょう。質問が適切であり、相手の関心や課題に関連していることが重要です。また、質問を通じて対話を促し、相手との良好な関係を築くことも大切です。
例)
忙しい現場の方に対して
⇒「お忙しい中ありがとうございます。1つだけお伺いしたいのですが、実際に現場で働かれている中で『この会社で良かった』と感じる瞬間はどんな時ですか?」若手社員の方に対して
⇒「入社当初に感じたギャップや、どのように乗り越えたかなど、もし差し支えなければ教えていただけますか?」管理職の方に対して
⇒「若手の育成で意識されていることや、大切にしている価値観があれば教えてください」
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございます!
逆質問は、選考が進むにつれて聞かれる頻度も高まり、その重要度も増していきます。自分の経験に基づいたオリジナルの逆質問をすることで、面接官に印象付けることができます。
Maenomeryのnoteでは「選考段階別の逆質問集」も紹介しているため、そちらもぜひ参考にしてみてください♪
また、面接前に確認しておくべきマナーや面接のコツなどはこちらからご覧いただけます
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